このままじゃいけない 明日がいっぱい

あの子みたいにかわいくなれたら

星の煌めきも敵うはずない

お久しぶりです。

いつの間にか冬は過ぎ、天候こそ不安定なもののずっと待ち侘びてた春がきました。これほど待ち侘びた春があっただろうか?いや、少なくともこの二十数年の人生にはなかった気がする。

 

この春、自担でもある伊野尾くんの初主演ミュージカル『ハネムーン・イン・ベガス』が始まった。発表を聞いた時は4月なんて待ちきれないよ!!明日にでもやってくれ!!!と思っていたのに、ミュージカルと同じくらい目まぐるしく変わる日常と追いかけっこしていたらあっという間に初日が来た。

 

発表を聞いた時は、12月23日の朝だった。その日はJUMPのツアー初日で、コンサートに行くべく休みだけど早く起きてキッチンでお湯を沸かしながらTwitterを見ていたら飛び込んできたミュージカル主演のニュース。

夢かと思った。夢かと思って思わず自分の太ももをペチン!としたがちゃんと痛かった。夢じゃなかった。

他メンが舞台に出た時に見に行くこともありつつも、その帰り道に“伊野尾くんの舞台見てみたいなあ、でも…“と勝手に気持ちを閉じたこともあった。前回の舞台の時の私は、伊野尾くんを認知はしつつもまだしっかりとファンじゃなかった為、若干の心残りがあった。もう少し早くから好きだったら…と何度思ったか。だから今回の主演はめちゃくちゃ嬉しかった。

 

だってこの世の人間の中で1番好きなアイドルがミュージカルするんですよ????心のどこかで見れることはないと思っていたから、聞いた瞬間からもう楽しみで仕方なかった。この日からミュージカルは始まっていたも同然。

この舞台のために私はこの冬を生き延びる、少しでも沢山行くために仕事を頑張る、体調管理に気をつける、、、とにかく伊野尾くんも新しい事に挑戦して練習してるから私も頑張ろう、ただただそれだけ。でも、たったそれだけでめちゃくちゃ頑張れた。仕事で気が狂いそうでも、インフルで死にかけても、伊野尾くんのミュージカルを見るまでは絶対に死ねない、絶対に生きなきゃいけない。そのおかげもあってか、無事に初日を見れました。

 

まだ始まったばかりなのでネタバレになるようなことは避けますが、伊野尾くん演じるジャックはとにかくずっと楽しくて可笑しくてチャーミングで憎めなくて、そんなキャラクターを自担が演じる姿を見て、この9年で嫌な思いもしたことあったけど応援してきて良かったなあとしみじみ思った。

伊野尾くんは様々なインタビューで周囲からジャックは伊野尾くんピッタリだと言われた話をしていたけれど、確かにそうだと思った。

ジャックはとんでもない奴だし、行動はどこか浅はかだけど、それは裏を返せばそんな後先のことを考えられない程彼女であるベッツィと目の前のトラブルに一生懸命とも取れるわけで。その目の前のことに対する前向きさとチャーミングさで周りからあいつはもう〜仕方ないな〜で愛される感じが伊野尾くんっぽいのかなあ、と思った。

私はまだ一度しか観劇していないので、今後回を重ねるごとに印象は変わると思う。

思った以上にコメディ要素もあって、退屈する暇もなく初日は無事に終わりました。

とても楽しい2時間40分のハネムーンでした。

 

余談ですが、私はどちらかというと“誰だから“好きみたいなのが強いタイプで。例えるなら“香水は好きじゃないけど、この人が使ってる香水だからこの香りは好き“みたいな。

この作品も伊野尾くんが出なかったら見ることはきっとなかったと思うけど、たまたま伊野尾くんが好きでこの作品に出てくれたから私もこうして一つの娯楽や文化に触れられたのだと思うと、私の人生においてアイドルは本当に世界や知見、経験を広げてくれたなと実感します。

最近は『推し活』という言葉も浸透している中で、こちらは事務所の問題もあって居心地悪い時あるけれど、お釣りが出るくらいには良い時間を貰えたと思ってます。

 

時折私は何をきっかけにファンを辞めるのかな?と思うし、実際辞めたいな、辞めようかなと思ったことはあるけれど、もうどのタイミングで辞めても割と後悔なく辞めれるんじゃないかなーと思ってます。別に今のところ辞める予定もつもりもないし、これ担降りブログでもないけど、それくらいやりきった感がある。

ジャニオタにおいての達成感って何だよ?って話だし、本音を言うと嵐の国立公演に行けなかったことを凄く後悔してるのでジャニーズの野外ライブ行きたかったなーとかはあるけど、変に達成感感じちゃうくらいには私はこの作品に出会えてよかった。

 

私が見るのは後4回。遠征ついでに観光したりもするし、大千穐楽も抑えてるので楽しみです。

なんだか美容も含めてお金いっぱい使っちゃったな〜って反省するし、ノーダメージではないけど、こういう思い出がいつの日かの私を救うと思うのでせめて期間中は罪悪感を捨てて、この舞台を楽しみたい。

 

どうか沢山の人にこの作品が愛されるといいな〜と思いながら私も頑張ろうと思う。

では、また。