このままじゃいけない 明日がいっぱい

あの子みたいにかわいくなれたら

だらしないキミは嫌い

よく「過去と他人は変えられない」と言われている。それはまさしくそうであり理屈は理解できるのだが、“変えられない”からこそモヤモヤすることも多くある。
そんなどうしようもないモヤモヤを整理するために、今こうして筆を執っている。これが正しいのかわからない。


あまりの情けなさに名前を入力することすら恥ずかしいが、今日の内容は伊野尾くんが蔓延防止重点措置の中深夜まで飲み歩いていたという週刊誌報道についてだ。

個人的にこの報道の問題は女性関係うんぬんよりも過去二回、うち一回は今年の一月にコンサート二日前に感染したにも関わらず、復帰から約1ヶ月後飲み歩いていたことだと感じている。(別に何ヶ月後だろうとそもそも論として泥酔するほど飲み歩くこと自体どうかとは思うが)

勿論、いちファンとして前者も喜ばしいことではないが、表に出ないだけで彼に限らずそういうのはあると思っているのでいったん横に置いておく。(直せるもんなら直してほしいが)

 


何に怒っているのか?、整理してみる。


・コンサート直前に罹患し、振替公演もできずに終了したこと
・感染対策してると見せていたこと
・15周年であり、個人・グループともに軌道に乗っていたこと。
・活動休止中のメンバーがいること
・かれこれこういった類の報道が3回目であること


私個人の見解と SNS での反応をまとめるとこんな感じだろうか。


これだけ感染症が拡大するといつ誰がどこで感染してもおかしくはなく、他人が感染したこと自体は責め立てられるものではない。しかしそれは感染対策を怠っていなければの話であって、そうでなければ『自業自得』の4文字で突かれることとなってしまう。


そんな本人も一回目の感染前となる20年の夏には美容院に行けないからと自分で髪を染めるなど、少なくとも気を付けているようには見えた。

そういった背景もあって多くの人が感染を責めることはなく、復帰時にはこちらがびっくりするような反省文レベルのコメントを出していた。

以降の活動の中で、療養中は人生で一番落ち込んだこと、治った今でも怖さはある等の実体験を発信し、またツアー中でもホテルの部屋で食事をしている様子を上げていた。

 

だから2回目の感染時も感染力の強い変異株が主流だったこともあって多くのファンは悔しいけどこればかりは仕方ないねと突然のコンサート中止を受け入れた。私もその一人だ。
復帰後のラジオでもコンサート中止について申し訳ないと口にし、その度に謝らないでと思っていたが、そんなのリップサービスにしかすぎなかった。


中止になったぶつけようのない気持ちと復帰を待ちながら心配した人の気持ちをよそに、治ったからと飲み歩いていたのが今回の報道だ。自担ながら呆れたし、悲しいし、まじめに心配したこっちが恥ずかしい。

 

2回目の感染前の私生活は知らない為責めるポイントすら掴めないが、少なくとも復帰後の行動は気を付けることはできたはずだし、もっと言えば気を付けてなければならない。

犯人扱いして大変申し訳ないが、コンサート中止の原因ではある訳だし、振替公演もないし、ましてやこのツアーをもって活動休止に入るメンバーもいた。にもかかわらず、だ。

ドラマの撮影中でもあるというのに。どの角度から見てもあまりにもプロ意識がなさすぎる。

もしかすると彼にプロ意識とか自覚を求める方が間違っていたのかもしれないとさえ思えてくる。

 


これまで見聞きした言動の真意はわからないし、極端に言えばこちらが勝手に信じた話といえばそれもそうだ。彼の中にファンを騙す意図があるのかないのかは知らないし、知れない。
それに別に外食するな、遊ぶなと言っている訳ではない。私だって外食するし友人と遊ぶ。それと同じようにアイドルだって、束の間に親しい人と会ってそれでまた頑張れるならそれで良いのだ。


ただ最近感染して、待ちに待った有観客ツアーを中止にした張本人でもあるのに、12時間近く飲み歩いたことはとても擁護できるものではない。

感染そのものは反省してもあまり意味がないが、行動に関しては大いに反省する余地があると思う。

 

ロケが多いから仕事先で貰っちゃったのかな、なんて思ってた自分が馬鹿馬鹿しい。どれだけ対策しても感染する時は感染するものだろうけど、そりゃこんなことしてたら2回も感染するのも無理はない。なにが人生で一番落ち込んだ、だ。落ち込でるのはこちらだ。

 

私個人としては活動休止している光くんおよび光担のことも気になってしまう。
上手い言い方ではないが、今回のツアーは中止になったものの、ほっとけばその内ツアーがあって、伊野尾くんに会える機会はあるのかもしれない。でも、光くんのファンは違う。

 

いつ帰って来れるか、発症前と同じレベルまで回復できるのか、どうなるのかも分からない。ましてや最後の機会だったツアーも途中で終わってしまった。本人もファンも不完全燃焼のまま。
伊野尾くんは光くんと一緒にラジオをやっている。本来であれば光くんが帰って来れるよう場所を守らないといけない立場にも関わらず。本音は知らないが、何かこの人大して心配なんかしてないんじゃないかなと思った。
活動したくても出来ない子がいる中で、31にもなって、ご飯食べてカラオケ行って泥酔して3人連続で家に入れてもらえず、何をやっているのか。深夜まで飲み歩く、陽気に走り回る体力があるならダンスの練習でもしてくれ。何で私も私で別に伊野尾くんの母でも彼女でもないのにこんなに怒っているのか、無限に怒りが湧いてくるのか理解できないほどには頭に来ている。

 

また、伊野尾くんはありがたいことに個人仕事が多い方である。ファンがいうのも変だが正直言って実力以上に貰えていると思うし、また私にとって伊野尾くんの代わりになる自担はいない。その一方で今ある仕事やポジションは別に絶対的に伊野尾くんである必要はない。後輩が頭角を現していて、業務品質や成果は別として伊野尾くんの代わりなんて星の数ほどいる。

それでも伊野尾くんにしかない良い所も沢山あって、そんな伊野尾くんに沢山救われたからこそ、こんなことになっちゃうのが悔しいし腹立たしい。伊野尾くんを応援してる時の自分が一番好きだった。

私だってこんなの書きたくて書いてるんじゃない。書かないと自分が自分で居られなくなる。

 

報道翌日のめざましテレビでは長めに頭を下げていたけれど、もうこれを見るの3回目だよ。見飽きたよ。頭下げれば良いとか思ってるのかな?と捻くれたことを考えてしまう。今日ほど伊野尾くんの顔を見たくないと思ったのは初めてだ。

伊野尾担なのにいっそのこと自粛なり、レギュラー全降板なり何なりになれば良いのに、そこまで追い詰められても変わらなさそうとか思ってしまう。あいにく私はそんな優しい心の広い出来たオタクではない為、いくら好きでも応援出来ることと出来ないことがある。こんなの庇えないし、庇う気にもならない。というか31にもなるんだから遊ぶなら自分で後始末できる範囲でやりなさいよ。

 

幸か不幸か今Hey!Say!JUMPはデビュー15周年の年だ。それもあってか数年前の干され期がウソのようにオタクが喜ぶ仕事や内容が多く、私もそれを楽しみにしていた。今年の生きる理由は彼らの15周年をしっかり見届けることでもあった。

そんな矢先にこの報道。記事の言い回しは面白いかもしれないが、さすがの私も笑い飛ばすことは出来ず、このまま風化を待って応援しても楽しいのか?それは私にとって良いことなのか?と考えてしまう。スパッと降りれるなら降りたいくらいだ。


なのに良くも悪くも伊野尾くんの良い所を知ってしまっている私は15周年終わったら降りようかなとか思ってしまったりもして自分でもよく分からない。
プライベートの伊野尾くんは知らないけど、アイドルとして仕事している伊野尾くんは本当に好きで自分の励みになっていたから余計にショックと怒りが大きい。それにこんな不安定な時だからこそ伊野尾くんに対する気持ちだけは揺らがずにしっかりと持っていたかった。こんな形で伊野尾くんに失望なんかしたくなかった。

 

JUMPは好きなのに、少なくも今は伊野尾くんが嫌いだ。そしてスパッと嫌いになれない自分もまた嫌いだ。こんなこと綴ってしまう程には好きで嫌いだ。なんてことをしてくれたんだ。こんなに人の心を掻き乱して。

 

だらしないキミは嫌い 躾けなくちゃ。